1973-02-26 第71回国会 衆議院 予算委員会 第16号
同じ輸送するわけでありますし、またこれからシェアの問題につきましても、重要資材等については国鉄に輸送力の余裕がある限りは、同じセメントなり鉄材が、この東海道を二重も三重もダブって輸送されている。私はこういうような輸送分野についても、この際、せっかくの国の貴重な財政投資をする以上は、有効適切なことをやはり根本的に考えていかなければ、国鉄の採算性ということだけでは根本的解決はできない。
同じ輸送するわけでありますし、またこれからシェアの問題につきましても、重要資材等については国鉄に輸送力の余裕がある限りは、同じセメントなり鉄材が、この東海道を二重も三重もダブって輸送されている。私はこういうような輸送分野についても、この際、せっかくの国の貴重な財政投資をする以上は、有効適切なことをやはり根本的に考えていかなければ、国鉄の採算性ということだけでは根本的解決はできない。
したがいまして、御指摘になりますような過去から入っております重要資材等については、若干五%欠けたものもあろうと思います。
○岸国務大臣 国鉄のごとき大きな企業、非常な巨額の財産を持ち、固定資産を持っており、また事業経営上重要資材等も巨額なものを購入しなければならない、いろいろな点においてこういう巨大な企業でございますから、各般にわたってこれを合理化し、最も厳正に国鉄経済の健全化をはかる意味において、これに従事している全部が非常に緊張してやらなければならぬことは言うを待ちません。
○栗山良夫君 そうしますと、これで私は質問を打切りますが、大体よくわかりましたので、先ほど安蔵社長に答弁をお引受けを願いましたいわゆる修繕費、改良費に対する資材的な所要量並びにそれの国内所要量との比較表を、重要資材並びにワツト・メーター、リミツター、柱上変圧器、銅線のような重要資材等に亘りまして一つ緊急に資料を提出して頂きたいと思います。
特に、最近における、たとえば外国の重要物資に対する輸出統制の強化、最近の報道によりますれば、重要資材等についてフランス、イギリス、アメリカ等がいわゆる重要軍需資材に対する割当委員会をつくつて、そうして各国に対する割当をやつている。割当をやる場合において一番注目せられるのは、いわゆる世界の再軍備計画と結びついて割当がやられている。
問題は今日の日本の置かれました経済的実情、重要資材等に関係する輸送との関係、これがいかに國民経済の上に重大、深刻な影響があるかという問題、この問題が根本的に解決されるかされないかということについてのそのけじめが、この問題の可否を決するところのかぎであろう。それでなければならぬと私は思う。
尚資材について特に申添えたいことは、セメントその他の重要資材等につきまして、進駐軍の好意ある援助を仰ぐことを得ることになりましたことであります。誠に感謝に堪えない次第であります。資材の到着と睨み合せまして、去る二十一日から締切工事に着手いたしたのでありまして、工程もすでに軌道に乘つたのであります。即ちその工程は第一及び第二の締切工事であります。